INTRODUCTION

全ての 「ファンボーイズ&ファンガールズ」 捧げるラブレター
1977年に第1作が公開されて以来、世界中で多くの人々の心をつかみ、熱狂的なファンから愛され続けてきた映画『スター・ウォーズ』。 『スター・ウォーズ』シリーズは『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005年)で堂々の完結を迎えたが、世代や性別、国境を越えて広がり続ける『スター・ウォーズ』ファンの勢いは止まるところを知らず、最近ではここ日本でも『スター・ウォーズ』公式ファンイベント「スター・ウォーズ セレブレーション・ジャパン」が開催されるなど話題となっている。
そんな『スター・ウォーズ』ファンを題材としたストーリーを、『スター・ウォーズ』ファンを自認するスタッフ・キャストが、『スター・ウォーズ』ファンのために作ったのが本作『ファンボーイズ』である。
全世界の『スター・ウォーズ』ファンが、『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』(1983年)から16年振りに公開される新作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999年)の公開を今か今かとワクワクしながら待ち焦がれていた1998年。ガンで余命わずかの友人に『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』を観せてやるため、ルーカス・フィルムの本拠地・スカイウォーカーランチへの侵入を目指す、愛と友情のロードムービーである本作は、スマッシュヒットを飛ばした『ギャラクシー・クエスト』(1999年)、『40歳の童貞男』(2005年)のように、「何かに夢中になっている」、愛すべき「ファンボーイズ」の奮闘を描いている。
豪華なカメオ出演も見逃せない。本家『スター・ウォーズ』からは、レイア・オーガナ役のキャリー・フィッシャー、ダース・モール役のレイ・パーク、ランド・カルリジアン役のビリー・ディー・ウィリアムス、そして『スター・ウォーズ』と双璧を成すSF作品『スター・トレック』のカーク船長こと、ウィリアム・シャトナーまでが出演!
『スター・ウォーズ』へのパロディ &オマージュが随所に盛り込まれ『スター・ウォーズ』ファンはもちろんのこと、すべての映画ファンに贈る爆笑感涙必至の名作『ファンボーイズ』が誕生した。

おまたせ!スクリーンでやるぜ!
  2006年 『ホテル・ルワンダ』、2008年 『ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!』と、ファンの公開署名活動により公開が実現した名作たちが存在する。本作『ファンボーイズ』も『スター・ウォーズ』ファンをはじめ多くの映画ファンが公開を熱望し署名活動が勃発!1000名を超えるファンたちのアツイ思いが届き、2010年元日、DVDでの日本上陸を正式に発表した。
しかし、ファン達の本当の願いは映画館のスクリーンで観ること。その後も署名活動は続き、ついに念願の劇場公開が決定!日本中のファンボーイズ&ガールズ、お待たせしました!

STORY

世界中の『スター・ウォーズ』ファン達が、待望の新作『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』の公開を待ちわびていた1998年。「死ぬ前に『エピソード1』を見たい」と願う末期ガンで余命わずかのライナス(クリス・マークエット)の願いを叶えるため、エリック(サム・ハンティントン)たちは、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』のフィルムを盗みだす為ジョージ・ルーカスの本拠地であるスカイウォーカーランチを目指して、車でアメリカ横断の旅に出る。

しかし、彼らの行く手には対立する『スター・トレック』ファンのトレッキー軍団、そしてカーク船長こと、あのウィリアム・シャトナーとの遭遇など様々な困難が待ち受けていた!果たして彼らはいくつもの試練を乗り越え、『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』を観ることができるのか!?