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映画『あちらにいる鬼』2022年11月11日(金)全国ロードショー!!

#映画・公開情報

映画『あちらにいる鬼』
2022年11月11日(金)全国ロードショー!

 
直木賞作家・井上荒野による、父である作家・井上光晴と母、そして瀬戸内寂聴をモデルに男女 3 人の 特別な関係を描いた傑作小説「あちらにいる鬼」が、この度 主演・ 寺島しのぶ、豊川悦司、共演に広末涼子を迎え、廣木隆一監督荒井晴彦脚本にて映画化、2022 年11月11日に全国公開決定。

文学に導かれ、求め合う主人公・長内みはる、のちの寂光に寺島しのぶ、井上光晴をモデルとした白木篤郎に豊川悦司、白木の妻・笙子を広末涼子が演じる。寺島と豊川は、本作のメガホンを取った廣木 隆一 監督・荒井晴彦脚本の『やわらかい生活』(06)で初共演を果たして以降、『愛の流刑地』(07)、『劇場版 アーヤと魔女 』(21) など何度も共演。
また、主要3俳優に加え、高良健吾、村上淳、蓮佛美沙子、佐野岳、宇野洋平、丘みつ子など、実力派俳優たちが出演。日本を代表する俳優・スタッフが集結し、 情愛を超えたその先の境地に迫る、濃密な人間ドラマが完成した。

また、本作予告編とポスタービジュアルが解禁!
寺島しのぶが実際に剃髪し挑んだ、厳かで清らかな得度式のシーンで幕を開ける予告編は、始まった瞬間から観る者の視線を離さない。髪を落とした寺島演じる寂光・長内みはると向き合って座る、豊川演じる白木篤郎は下を向いてうなだれている。「彼女は知ってるんでしょう?」と問い詰め、問い詰められる作家の女と作家の男は人生の半ば、道ならぬ恋に年月を費やしていた。互いにパートナーがありながらも逢瀬を重ねるふたり。白木は隣で眠る広末演じる妻・笙子に「俺はあんたが一番大事なんだから」とささやき、笙子は「どうして、ああ嘘ばかりつくんでしょうね」と心の内を吐露する。ひとりの男を分かち合うふたりの女、共感にも連帯にも似た3人の関係性の中、笙子は「同志みたいなものかな」と、嫉妬心を超越した感情を抱いていることを明かす。「誰だって自分ひとりの物になんかできない」と分かっているからこそ、みはるは白木と訪れた旅先で出家という人生を変える決断を伝え、女と男でいられる最後の夜、白木はみはるの髪を洗った。「行ってあげたら?」と夫をみはるの元に向かわせる笙子、「どうしようもない男だけれど愛しくて仕方ない」と肩を寄せ合うみはると白木。この3人の計り知れない繋がりに圧倒され、心震わされることを予感させる予告編に仕上がっている。
 
寺島は、今回自身の演じた寂光・長内みはるというキャラクターについて「 “すごく生きてる”っていう人ですよね。やりたいことは全てやるし、突き進むし、我慢しない 。それが生きていくってことなのよって、どの場面においてもブレがない。今日はちょっと元気が無いなと思いつつ現場に行っても、みはるになると、逆に元気になっちゃう。もちろん映画は原作と違うし、ましてやモデルとなった方たちとは距離がありますが、撮影中は寂聴さんが背中に撮影中は寂聴さんが背中にぴたってくっついて、ずっとパワーをくれていたような気がしますぴたってくっついて、ずっとパワーをくれていたような気がします。」と語っている。

また、ポスタービジュアルでは、みはると白木、その妻笙子がそれぞれのシチュエーションで切り取られており、交差する視線から彼らの関係性が垣間見られる。髪を剃り上げ、みはるではなく寂光となった寺島の穏やかな表情が印象的だ。「愛という言葉を持ち出せば、すべてが許されるのだろうか」。愛に生き、ときに愛に苦しんだ彼らについて、主演の寺島は「モデルとなった井上光晴さん亡き後の奥様と寂聴さんとの関係や、モデルとなった井上光晴さん亡き後の奥様と寂聴さんとの関係や、荒野さんと寂聴さんとの関係も荒野さんと寂聴さんとの関係も他人には窺い知れない関係性ですけど、あの時代を共に生きた、確かに在った。他人には窺い知れない関係性ですけど、あの時代を共に生きた、確かに在った。その関係性を観て頂けたらと思いますその関係性を観て頂けたらと思います」と完成した作品への自信をのぞかせている。

『あちらにいる鬼』作品情報
【物語】
「髪を洗ってやるよ」。
それは、男と女でいられる最後の夜のことだった。
1966年、講演旅行をきっかけに出会った長内みはると白木篤郎は、それぞれに妻子やパートナーがありながら男女の仲となる。もうすぐ第二子が誕生するという時にもみはるの元へ通う篤郎だが、自宅では幼い娘を可愛がり、妻・笙子の手料理を絶賛する。奔放で嘘つきな篤郎にのめり込むみはる、全てを承知しながらも心乱すことのない笙子。緊張をはらむ共犯とも連帯ともいうべき 3 人の関係性が生まれる中、みはるが突然、篤郎に告げた。「わたし、出家しようと思うの」。

出演:寺島しのぶ 豊川悦司/広末涼子
監督:廣木隆一
脚本:荒井晴彦
原作:井上荒野「あちらにいる鬼」(朝日文庫)
製作:「あちらにいる鬼」製作委員会
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
企画・制作:ホリプロ
配給・宣伝:ハピネットファントム・スタジオ
©2022 「あちらにいる鬼」製作委員会 

 
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