NEWS 最新情報

『雨の中の慾情』台北金馬映画祭で上映決定!!メイキング画像も解禁

#邦画
世界が認めたつげ義春のシュルレアリスム原作を
片山慎三が独創性溢れるラブストーリーとして
創り上げた唯一無二の映像世界

『雨の中の慾情』
台北金馬映画祭で上映決定!!


本作が台北金馬映画祭上映されることが決定
東京国際映画祭⇒台北金馬映画祭
日本×台湾 映画祭連続登壇!
成田凌×中村映里子×森田剛が撮影地の台湾で
凱旋舞台挨拶実施!

絵コンテのまま発表されたつげ義春ならではのシュルレアリスム作品であり、2024年に欧州最大規模の漫画祭であるフランス・アングレーム国際漫画祭で歴史に残すべき作品に授与されるPRIXDUPATRIMOINE(遺産賞)にノミネートされた「雨の中の慾情」。この異端作をベースに、片山慎三監督が独創性溢れる数奇なラブストーリーとして映画化した本作は、主演に成田凌を迎え、中村映里子森田剛の3人をメインキャストに、そのほぼ全てを台湾で撮影した。
昭和初期の日本を感じさせるレトロな町並みが多い台湾中部の嘉義市でロケを敢行し、日本×台湾の共同制作作品として、撮影には台湾映画界のレジェンドとも言える随一の美術・質感(エイジング)師の陳新發をはじめとした台湾屈指の映画スタッフが参加。日本から参加した撮影チームとの見事なコラボレーションで唯一無二の世界観をスクリーンに刻み込んでいる。

そんな本作が、撮影地となった台湾で行われる第 44 回台北金馬映画祭にて凱旋上映されることが決定!!
現地時間 11 月 7 日から 24 日に開催される期間中、本作の上映は 11 日の夜に行われ、売れない漫画家・義男を演じた主演の成田凌、魅惑的な未亡人・福子を演じた中村映里子、自称小説家の伊守を演じた森田剛らが、現地にて舞台挨拶を実施する予定2024年の3月、約1ヶ月間、台湾に滞在して撮影を行っていたキャスト陣にとっては、完成した本作を引っ提げての凱旋舞台挨拶となる。

また、台北金馬映画祭での上映にあたり、片山慎三監督、映画祭プログラマー 楊晴絮(ヤン・チンシュ)、台湾の配給会社 Light Year Images 代表取締役 王鴻碩(ワン・ホンシュオ)の 3 名より、コメントも到着。
■片山慎三監督
台湾のスタッフ、キャストの皆さま、ようやく『雨の中の慾情』が完成しました。本当に皆様のおかげです。非常に良い映画になっていると思っています。そしてこの度、歴史の長い台北金馬映画祭でお披露目することができることを大変光栄に思っています。この映画は、僕が初めて作ったラブストーリーです。ストーリーは難解な部分もあると思いますが、主人公の一途な気持ちを感じてもらえれば、という思いで作りました。台湾の皆さんにどういう感想を頂けるか、とても楽しみにしています。

■台北金馬映画祭プログラマー楊晴絮(ヤン・チンシュ)
それは、官能と妄想に満ちた三角関係から始まるが、やがてプロットは、生きることへの不安と現実逃避の願望に満ちた意識の内的迷宮へと誘っていく。漫画家つげ義春の作品の精神に忠実であるだけでなく、片山慎三監督作品の中で最も印象的で深遠な映画である。人の奥底に潜んでいる心の暗い部分を明らかにする旅のようでもある。

■LightYearImages社代表取締役王鴻碩(ワン・ホンシュオ)
私は2019年、監督の初の長編映画『岬の兄妹』の台湾での配給をさせていただきました。以降、監督の全ての長編映画を配給してきています。本作は、一つのジャンルに規定できない、様々な顔を内包しているファンタジー映画です。監督のもと、出演している全ての俳優がそれぞれの役を生き生きと演じ、誰も観たことがない風景を創り上げました。台湾で撮影が行われたことには感激しています。そして、片山監督の作品作りに関われたことを、とても光栄に思っています。
さらに本作は、第37回東京国際映画祭コンペティション部門への出品も決定しており、台湾での凱旋上映直前の10月30日(水)には日本最速上映が行われ、成田凌中村映里子、そして、台湾から撮影に参加したキャストの一人である李杏(シェンメイ役)が登壇する。東京から台湾へ、アジアでも最注目の監督×キャストで贈る誰も観たことがない愛の物語が、ついに世界に向けて幕を開ける!!
台湾ロケの様子を捉えたメイキング画像も一挙解禁!
あわせて、約1ヶ月にも及ぶ台湾撮影に臨んだ本作のメイキング画像一挙5点も解禁となった。成田演じる売れない漫画家・義男の作業場兼自宅には、至る所に漫画執筆のための資料や道具が散乱し、壁には一面「眼」のイラストが貼られている。作り込まれた美術と世界観の中、真剣な様子で義男役と向き合う成田凌や片山監督の姿が到着したほか、予告映像でも印象が強い、神秘的なロケーションであるバスタブシーン、さらに、煌々と光り輝く純白の城を訪れる義男や福子の姿を捉えたものなどが到着しており、本編でどのような展開が繰り広げられるのか、想像が膨らむメイキング画像の数々だ。



つげ義春ならではのシュルレアリスム作品「雨の中の慾情」。この異端作をベースに、片山慎三監督が独創性溢れる数奇なラブストーリーとして創出した本作は、観客の脳/目/耳/心をかつてない映画体験へと叩き込むかつてない衝撃作となっています!『雨の中の慾情』は11月29日(金)より公開予定。ぜひご期待ください!

▽作品情報
『雨の中の慾情』
■あらすじ
貧しい北町に住む売れない漫画家・義男(成田凌)。アパート経営の他に怪しい商売をしているらしい大家の尾弥次(竹中直人)から自称小説家の伊守(森田剛)とともに引っ越しの手伝いに駆り出され、離婚したばかりの福子(中村映里子)と出会う。艶めかしい魅力をたたえた福子に心奪われた義男だが、どうやら福子にはすでに付き合っている人がいるらしい。伊守は自作の小説を掲載するため、怪しげな出版社員とともに富める南町で流行っているPR誌を真似て北町のPR誌を企画する。その広告営業を手伝わされる義男。ほどなく、福子と伊守が義男の家に転がり込んできて、義男は福子への潰えぬ想いを抱えたたま、三人の奇妙な共同生活が始まる……。

成田凌
中村映里子 森田剛
足立智充 中西柚貴 松浦祐也 梁秩誠 李沐薰 伊島空
李杏 / 竹中直人

監督・脚本:片山慎三
原作:つげ義春『雨の中の慾情』
企画:中沢敏明
エグゼクティブプロデューサー:英田理志 中西一雄
プロデューサー:厨子健介 筒井史子 劉士華
コ・プロデューサー:後藤哲 川端基夫(山形ロケ) 和田大輔(茨城ロケ)
脚本協力:大江崇允
音楽:髙位妃楊子
衣裳デザイン・扮装統括:柘植伊佐夫
撮影:池田直矢
照明:舘野秀樹
美術:磯貝さやか
装飾:折戸美由紀
録音:秋元大輔
音響効果:井上奈津子
編集:片岡葉寿紀
VFX スーパーバイザー:朝倉怜
衣裳デザイン補・スタイリスト:玉置博人
スタイリスト:橋本ゆか
ヘアメイク:会川敦子
小道具:佐藤桃子
VFX プロデューサー:川瀬基之
音楽プロデューサー:安井輝
宣伝プロデューサー:小口心平
キャスティング:北田由利子
助監督:山口晋策
制作:セディックインターナショナル 日商賽奇客有限公司 井風國際娛樂有限公司
製作:映画『雨の中の慾情』製作委員会
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©2024 「雨の中の慾情」製作委員会

公式サイト:https://www.culture-pub.jp/amenonakanoyokujo/
X:@ame_yokujo
Instagram:@ame_yokujo

11月29日(金) TOHO シネマズ日比谷ほか全国公開
映画『雨の中の慾情』予告編はコチラ!

Follow USオフィシャルSNS