香港興収ランキング5週連続第1位!
豪華絢爛・衝撃の金融エンターテインメント誕生!
『インファナル・アフェア』シリーズ以来 20 年ぶりの競演
凄腕詐欺師 VS 執念の捜査官
桐⾕さんが正直な感想をぶっちゃける トークショー付試写会実施︕
この度、投資家 桐谷広人さんをトークゲストに招き、聞き手を江戸木純さんが務めるトークショー付試写会を実施いたしました!
MC 江⼾⽊の呼び込みでゲストの桐⾕が登壇。トレードマークのリュックの中には、今⽉中に使⽤しないと期限が切れる株主優待券が詰まっていると語り、早くも観客の笑いを誘って幕を開けた本イベント。
江⼾⽊が桐谷に映画の感想を聞くと「⾮常に⾯⽩かった。映画を⾒るとなるほどと思うところがありました」と投資家としての顔を覗かせるコメント。⽇本円で70億円以上がかかっているセットに⾔及し「今この80年代の⾹港を撮ろうとしても無いですから。お⾦のかけ⽅が分かってますよね」とその再現ぶりも⾒どころとしていた。本作は⾹港⼆⼤スターのトニー・レオンとアンディ・ラウが 20 年ぶりの共演を果たした作品。20年前の『インファナル・アフェア』については「この⼆⼈の名前を⾒ますとどうしても思い出しますよね。⾮常にヒットして。でもハリウッド版はそんなに⾯⽩くなかった(笑)」と正直な映画レビューを語る桐⾕にまたも会場が笑いに包まれる。江⼾⽊もこの⼆⼈の共演が最⼤の魅⼒だと同調した。⼆⼈の印象を改めて聞くと「トニー・レオンと⾔えば『レッドクリフ』が印象深いですね。つい最近も『無名』を⾒ました。アンディは『LOVERS』が印象深いですね」と流⽯の映画通ぶりを⾒せる桐⾕。「⻑いキャリアの中でこれだけたっぷりこの⼆⼈の共演を⾒られるのは本当に久しぶり。円熟味が増していますので必⾒ですね」と江⼾⽊が補⾜した。
また桐⾕は「詐欺を題材にした映画ですが、バブル期に⽇本でも同じようなことがありました。銀⾏のほうから借りてくれと⾔って7000億損失を出した事件ですね。その犯⼈の尾上さんは獄中で亡くなりましたがこの映画では3年の刑。こればかりはおかしいなって思います」と実際の事例に基づいた考察を⾒せた。実際の⾦融事件について話が及ぶと「株式がある国では頻発しますよね。ものすごいお⾦を動かして、最後はつぶれる話が後を絶たないですね。⽇本でもリクルート事件がありました。今では株券が電⼦化されたので少ないと思いますが、可能性はあるのでは︖」と語った。
本作の舞台は80年代⾹港。とても活気があった時代の再現がされている⼀本だ。桐⾕は「⾹港映画と⾔えば『イップマン』が好きです。ブルース・リーの『燃えよドラゴン』とかジャッキー・チェンもそうですが、⼈⼝が少ないのに優れた俳優が多いですよね」と⾹港映画の印象を語った。また、江⼾⽊は「この映画にはジャッキー映画には必ずと⾔っていいほど出演していたタイ・ボーさんがヤクザのような社⻑役で出ています。今では台湾で名優として活躍されているんですが、久々に顔を⾒ました。そのあたりの配役も良かったですね」と主演の⼆⼈のわきを固める役者陣にも抜かりが無いことを称賛した。
桐⾕は映画の解説として「最後は⼤損していますが、トニーさん演じるチンさんはほどほどの利益で辞めとけばよかったですよね。株式市場は⼤儲けできるが読みが外れると⼤損する。⽇本でも何百倍から何百分の⼀の価格変動がありました。そういうことが⼀流企業でも起きるんです。その逆もある。それが株の世界ですね。私もリーマンショックで⼀時期⼤損して死にそうになりました」と⾃⾝の苦い経験も織り交ぜながら、話題は⾃⾝の優待⽣活についえ及び、「でも株主優待っていうものがありまして毎年140本くらい⾒ていました。12年前に『⽉曜から夜更かし』に出た時に株主優待で映画をたくさん⾒てるっていうので 1年間のベスト3を出すっていうのをそれ以来やってますね。過去にはジョニー・デップさんと対談をしてほしいと頼まれたりもしましてね、いやだって断ったんですけど」と実は映画評論家の顔を持つ桐⾕の話題は尽きない。続けて「株はこの映画のようにギャンブルの⾯もありますが、少しお⾦を株にまわせば⽇本経済の発展にもつながる。新NISAというありがたい制度も始まりました。株式投資は少し余裕があるのならばおすすめですね」と投資家として来場客へ株を勧めるアフターフォローも⽋かさなかった。
最後におすすめの⾦融映画を聞くと『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』『ウォール街』『マネー・ショート 華麗なる⼤逆転』『ダム・マネー ウォール街を狙え!』が挙げられた。過去には『ジョン・カーター』をおすすめとして挙げてTSUTAYAのレンタル本数を伸ばしたとも噂される実績を持つ桐⾕渾⾝のチョイス︕そして「来年末のおすすめ映画には『ゴールドフィンガー 巨⼤⾦融詐欺事件』を挙げますね」と約束を交わし降壇、イベントは盛況のまま終了した。
▽作品情報
『ゴールドフィンガー 巨大金融詐欺事件』
■あらすじ
⾦と欲望が渦巻く 80 年代⾹港。100 億ドルを騙し取った<凄腕詐欺師>と、それを追う<執念の捜査官>がいた̶
イギリスによる植⺠地⽀配の終焉が近づく⾹港。⾝ひとつで⼊国した野⼼家の男、チン・ヤッイン(トニー・レオン)は、悪質な違法取引を通じて徐々に⾹港に⾜場を築いていく。そして 80 年代株式市場ブームの波に乗ると、資産100億ドルの嘉⽂世紀グループ⽴ち上げに成功、時代のレジェンドとなる。⼀⽅、汚職対策独⽴委員会(ICAC)のエリート捜査官ラウ・カイユン(アンディ・ラウ)は、チンの陰謀に⽬を付け、その後 15 年間にも及ぶ粘り強い捜査への道のりを歩み始めていた。⼈命も価値を失うほどの⼤⾦が動く、マネーゲームの代償を負うのは果たして誰なのか。そしてチンとラウの駆け引きの⾏⽅はいかに̶。
監督・脚本︓フェリックス・チョン『インファナル・アフェア』シリーズ(脚本)、『プロジェクト・グーテンベルク 贋札王』(監督)
プロデューサー︓ロナルド・ウォン
エグゼクティブ・プロデューサー︓アルバート・ヤン、ジェン・ジーハオ、アレックス・ヤン
出演︓トニー・レオン、アンディ・ラウ、シャーリーン・チョイ/サイモン・ヤム、カルロス・チェン、マイケル・ニン、フィリップ・キョン、アレックス・フ ォン、タイ・ボー、チン・ガーロウ
2023 年/香港・中国/カラー/シネマスコープ/5.1ch/原題:金手指/英題:The Goldfinger/126 分/G/字幕翻訳: 神部明世
©2023 Emperor Film Production Company Limited All Rights Reserved
提供:カルチュア・エンタテインメント、博報堂 DY ミュージック&ピクチャーズ
配給:カルチュア・パブリッシャーズ 宣伝:スキップ
公式サイト:https://www.culture-pub.jp/goldfinger
公式 X:@Goldfinger_JP #映画ゴールドフィンガー
2025年1⽉24⽇(⾦) TOHO シネマズ日比谷ほか全国公開